気管支喘息は、気道に慢性的に炎症が起こり、さまざまな刺激によって気道が狭くなることで喘鳴、呼吸苦、せきなどの症状が出る病気です。
近年は、吸入ステロイド治療によって喘息の死亡率は大きく減少しています。しかし、死亡者のほとんどが高齢者のため、高齢化が進む日本では、喘息死が増加することが予想されます。高齢の方は吸入がしっかりとできていないケースがあり、吸入器(デバイス)選択や症状コントロールが重要になります。
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一般的には、明け方や天候の変化、風邪をひいたときなどに出やすくなります。また、症状が一過性のため、そのまま放置されることも多いです。
原因はさまざまですが、大きく2つに分類されます。
意外と知られていませんが、喘息は徐々に進行した後、最終的に症状が出てくる進行性の病気です。症状がないときでも気道に炎症が起きているため、早期発見・治療継続が重要となります。高血圧や糖尿病と同じように、長く付き合っていかなければならない病気だという認識が必要です。
日常生活では、喘息の危険因子となる以下に気をつけて過ごしましょう。