「風邪を引いた後、咳だけが1ヶ月以上続いている」 「夜中や明け方になると、咳き込んで目が覚める」 「冷たい空気を吸うと、のどがイガイガして咳が出る」 「呼吸をすると、ゼーゼー、ヒューヒューと音がする」
もし、このような症状に心当たりがあるなら、それは単なる風邪ではなく**「気管支喘息(ぜんそく)」、あるいはその一歩手前の「咳喘息(せきぜんそく)」**の可能性があります。
喘息は、気道(空気の通り道)が慢性的に炎症を起こし、敏感になっている状態です。放置すると気道が狭くなり、呼吸が苦しくなる発作(喘鳴・呼吸困難)を引き起こします。

気管支喘息は、気道に慢性的に炎症が起こり、さまざまな刺激によって気道が狭くなることで喘鳴、呼吸苦、せきなどの症状が出る病気です。
近年は、吸入ステロイド治療によって喘息の死亡率は大きく減少しています。しかし、死亡者のほとんどが高齢者のため、高齢化が進む日本では、喘息死が増加することが予想されます。高齢の方は吸入がしっかりとできていないケースがあり、吸入器(デバイス)選択や症状コントロールが重要になります。
など
一般的には、明け方や天候の変化、風邪をひいたときなどに出やすくなります。また、症状が一過性のため、そのまま放置されることも多いです。


原因はさまざまですが、大きく2つに分類されます。

「喘息はずっと治らない病気」と悲観する必要はありません。
確かに、高血圧や糖尿病のように長く付き合っていく必要がありますが、適切な治療を続ければ、健康な人と全く変わらない生活を送ることができます。
現在の喘息治療の基本は、飲み薬ではなく「吸入ステロイド薬」です。 気道の炎症を直接抑えるお薬で、全身への副作用も少なく安全です。
しかし、「吸入の方法が間違っていて効果が出ていない」患者様が非常に多いのも事実です。 当院では、患者様の年齢やライフスタイルに合わせて最適な吸入器(デバイス)を選び、正しく吸えているかどうかの確認・指導にも力を入れています。
日常生活では、喘息の危険因子となる以下に気をつけて過ごしましょう。