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東松戸クリニック
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帯状疱疹

帯状疱疹とは

ピリピリ、チクチクした痛みが起こり、その4、5日後に身体の左右どちらかの神経にそって帯状に赤い斑点と水疱が現れます。
強い痛みを伴うことが多く、症状は3-4週間ほど続きます。

多くは胸、背中、腕に出ますが、
顔面に出る場合もあり、その場合には視力障害や耳鳴り、難聴などの障害・後遺症が残ってしまう可能性があります。

帯状疱疹の痛みや外見によって、かなり日常生活が制限されてしまいます。

原因

・水ぼうそう

・潜伏感染

・免疫力低下


 帯状疱疹の原因は、「水痘・帯状疱疹ウィルス」です。

 子供の頃に水ぼうそうにかかりませんでしたか? 水ぼうそうのウィルスがそれです。

 日本人のおよそ9割が体内にウィルスを持っているとされています。

 

 追加で、免疫力が低下することで帯状疱疹を発症します。

実際にかかるとき

Toyama N, Miyazaki Dermatologist Society, J Med Virol 81: 2053-2058, 2009

発症率は50歳台から高くなるといわれていていて、

日本では80歳までに約3人に一人が発症するとされています。(驚異ですね、、。)


原因は上記の通り、加齢、疲労、ストレスなどで免疫力が低下した際に発症します。

帯状疱疹後神経痛

帯状疱疹は発症中だけが大変なのではありません。

帯状疱疹の皮膚症状が治ったあとも何ヶ月、時には何年も痛みが残ってしまうことがあります。

これを帯状疱疹後神経痛(PHN)と言い、50歳以上で約2割の患者さんがPHNに移行すると言われています。


後遺症が残ってしまう可能性があるのが、帯状疱疹の嫌なところなんです。

Shiraki K. et al.: Open Forum Infect Dis. 4(1), ofx007, 2017

治療

基本的には抗ウィルス薬鎮痛薬などを使います。

抗ウイルス薬は、ウイルスのDNAの合成を妨げることで、ウイルスが増えるのを抑える働きをします。

症状が軽い場合や中程度の場合には内服薬で治療できますが、重症の場合には入院して点滴での加療が必要となる場合があります。

予防

帯状疱疹を発症してしまった場合、抗ウイルス薬などによる治療を行っても後遺症が残る場合があります。

そのため、「予防」が重要となります。


50歳以上の方が接種対象となる予防ワクチンがあります

※予防ワクチンは帯状疱疹を完全に防ぐものではありません。

帯状疱疹ワクチンは、以下の「水痘ワクチン(生ワクチン)」と「シングリックス(不活化ワクチン)」があります。

ワクチンの予防効果はシングリックスの方が高いとされておりますが、値段の違いもあります。

2つを見比べてみてご自分にあったワクチンを選んでください。

どちらが良いかお悩みの方はぜひ当院にご相談下さい。


水痘ワクチンシングリックス
対象者50歳以上50歳以上
種類生ワクチン不活化ワクチン
注射方法皮下注射筋肉注射
注射回数1回

2回(2ヵ月間隔)

6ヵ月後迄に2回接種を終える

自費金額

(2022.10月)

8,360円21,010円×2回
発症予防効果
69.8%(50-59歳)※

97%(50歳以上)※※

89%(70歳以上)

持続効果
5年間※

平均7年間※※

長期免疫原生10年

接種不適当者

免疫不全状態の方

免疫抑制剤で治療中の方



よくある質問

Q.帯状疱疹に2回なることはありますか?

一度かかると基本的には免疫が獲得されますのでかなり可能性は低くなります。しかし、免疫が低下している方などで数%は再発するといわれています。

Q.他のひとにうつりますか?

基本的にうつることはありません。

しかし、水痘・帯状疱疹ウィルスに対する免疫を保有していない小児などには感染する可能性があり、その場合には水ぼうそうとなります。

また、多数の神経節にまたがっている場合(3箇所以上、対側に皮疹)は感染力が非常に強力でものによっては空気感染を起こします。